甲府市役所福祉保健部で主催する「食品リスクコミニュケーター養成講座」の基調講演で、山梨県甲府市へ。講師をさせて頂きました。
内容は以下。
- 福島や農業の背景を通して考えるべき社会課題、
- 食の先の忘れてはいけない本質、
- だからこそ、畑に来てもらう理由。
福島から離れれば離れるほど、本当に東日本大震災や福島のことが「風化」していると感じます。
それは良い意味で私たちに日常が戻っている証拠でもあるから、この講師としての役目は新たに福島に興味を持って頂き、自分の経験を例にどれだけ聞いていただく方々のこれからのしあわせな人生のヒントにしていただけるかを考えてお話しさせて頂きました。
帰りに声かけてくださった方が、「ここでは福島を知る機会が日常にはない、みなさんどう過ごしているか気になっています、行ってみたい」と心を寄せてくださる方がまだまだいることは、福島でまだまだ頑張っている人たちの励みになると嬉しくなりました。
(モニターツアーなど情報もお伝えしましたよ!)
また今回、”食品リスクコミニュケーション”は初めて内容を伺いましたが、食に携わる人全てに必要な知識。それを甲府市が主体的に初めて消費者庁やとの連携でスタートしたとのことで私もとても勉強になりました。
福島県の講師として伺っていますがまだまだ足りてないとも感じたので、今後はもっと色々な場所でお話しできる機会を増やしたいと思っています!
貴重な機会をありがとうございました。
参考
▶︎甲府市役所主催 「食品リスクコミニュケーション養成講座」
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/hokenjo/r4/2022-risk_comunicater2.html
▶︎福島県主催 「ふくしまの今を語る人」事業
講演依頼(指名可)募集中。東日本大震災と原発事故から12年。食と放射能に関して、消費者が不正確な情報や思い込みに惑わされることなく、自らの判断で食品の選択ができるよう、福島県の農林水産関係者等が、「ふくしまの今を語る人」として、放射性物質低減の取組や検査の状況、生産者の思い等を説明・紹介し、消費者と生産者との理解・交流を図り、「ふくしまの今」を県内外に伝え続けています。